排尿と尿に異常がある!~その手当て その2!
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「排尿と尿に異常がある-4」のご案内です。
尿の色は病気によって変わります。
〔尿の色で考えられる主な病気〕
「初めに血尿がでるとき」
尿道炎。
「終わりに血尿がでるとき」
前立腺腫瘍、膀胱炎、膀胱結石など。
「初めから終わりまで血尿がでるとき」
腎炎、胃腫瘍、膀胱炎、膀胱の腫瘍、尿路結石、突発性腎出血、尿道息肉など。
「淡紅色の尿がでるとき」
薬物中毒。
「紅褐色の尿がでるとき」
ヘモグロビン尿、ワイル病、発作性血色素尿症、高度のやけどなど。
「赤褐色の尿がでるとき」
肝硬変、肝ガン、肝炎、胆石症、ワイル病などの病気が考えられます。
排尿と尿に異常があるー4
尿が濁っているときの手当て
1.水分をどんどんとる
ジュース、水、スープなどを多量にとって、尿量を増やして炎症の原因となる膿を流します。
また、水分をどんどんとって、結石ができにくいようにします。
腫瘍の炎症や結石の場合は、食事は刺激のないものをとり安静にします。
2.尿に血がまじっているとき
血尿の回数や量が多いと、貧血が起こってきます。
体の保温に気を付けて安静にします。
3.便秘をしないように
便秘のときは浣腸や下剤などを用います。
その場合医師に相談し指示に従います。
尿を漏らすときの手当て
1.病気をはっきりさせる
先ずもって泌尿器科医の診察をうける。
2.おむつを当てるときは清潔に
おむつを当てると異臭がして、周りの人にいやがれます。
湿疹やただれの予防のためにも、毎日シャワーか入浴をこまめにしましょう。
これが無理なら体を拭いてあげましょう。
また、おむつは一日一回以上は交換します。
香水を利用するのもよいでしょう。
3.前立腺肥大症、尿管の膀胱外開口の場合は直ちに手術を
夜尿症は、暗示や不安を取り除くことによって、また、薬物療法などで治ります。
しかし、前立腺肥大症や尿管の膀胱外開口の場合は手術が必要です。
尿失禁も、ほとんどは手術で治ります。
以上が「排尿と尿に異常がある-4」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。