息が苦しい・息切れがする!~観察のポイント!呼吸困難の手当て!
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今回は「息が苦しい・息切れがする」のご案内です。
生命があるかぎり酸素を摂取し、二酸化炭素を排出している呼吸動作は、普通、無意識のうちに行われていますが、心臓の働きが弱まって、肺にうっ血が起こるなど、肺になんらかの異常があったり、貧血のために、酸素の運搬がスムーズに行われないと、息苦しくなったり息切れしたりします。
疾患がなくても、神経性からくるものや、また、太りぎみの人は少し運動すると、普通の人に比べて息切れしやすい、という傾向にあります。
息切れが起こって心配でしたら、循環器、呼吸器の病気なども疑い、病院で検査を受けましょう。
息が苦しい・息切れがする
呼吸困難の程度
第1度
体を動かしたり、階段の昇降も普通にできる。
第2度
普通の人と同様に歩くことはできるが、階段の昇降時に息苦しさがある。
第3度
ゆっくりと自分のペースなら歩けるが、普通の人と同じ速度で歩くと息苦しくなる。
第4度
休みながらでないと歩けない。
第5度
身のまわりのことをするにも息切れがする。
観察のポイント
1.どんなときに息切れを起こしますか
きつい労働や運動など、をしたとき、あるいは、階段を上る途中に起きるのか。
または、動かずに寝ていてもあらわれるか。
2.どんな症状を伴いますか
動悸、発熱、胸の痛み、胸部圧迫感、せきや痰、嚥下(えんげ)困難、声の変化、精神の状態変化があったかなど。
3.生活環境などの変化はありませんでしたか
住居や職場が変わったとか、最近タバコを吸い始めた、両親との同居など。
呼吸困難の手当て
1.気分をおちつかせる
本人は一刻も早い措置を願い、必死になりますが、まず安静にして寝かせ、不安感や恐怖心で疲弊しないように、気分をおちつかせます。
以上が「息が苦しい・息切れがする」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。