動悸がする!~生理的な動悸と病的な動悸!観察のポイント!
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今回は「動悸がする」のご案内です。
激しい運動をしたあとに、左胸がドキドキと感じるのがいわゆる動悸です。
激しい運動など何もしていないのに、ドキドキ感がある場合は、心臓のリズムが狂って、不整脈となっていることが多いようです。
動悸がする
病的な動悸と生理的な動悸
急に驚かされたときや、大勢の人前で話しをしなければならないときなどには、緊張や興奮のために、心臓が活発に動くので、動悸を感じます。
また、激しい運動をするときは、体内の酸素が不足するため、酸素を補おうと血液の循環を促すために、心臓が活発に動いて動悸を感じ、そのほかにも飲酒がすぎると、動悸を感じる場合があります。
これらの場合は、健康な人でも多くみられる症状で、心配ない動悸です。
しかし、軽い仕事や軽い運動だけでも動悸がしたり、なかなか動悸がおさまらなかったり、また、せき込み、息切れ、脈の乱れなどを伴う場合には、病気によって起因していると思ってもよいでしょう。
心臓に病気があるときには、心臓の働きが正常ではないので、そのぶん激しく動かないと、血液を多く送ることができません。
心臓の働きが正常でも貧血のときは、体の組織に十分な酸素を送るために、血液を普段以上に送る必要があるので、心臓も余計に動くことになります。
これが原因で動悸がします。
また、心臓の動きを制御する、神経が異常に興奮しているときや、肺の病気の場合にも動悸を感じることがあります。
一般に神経質なタイプの人は、精神的な興奮だけでも、心臓の動きが激しくなって動悸がします。
このように、病気だけが原因とは限らず、精神的な興奮でも動悸がするということです。
観察のポイント
1.どういうふうな動悸ですか
ドキンドキンか、ドキドキか、どういうふうに心臓が波打つか、動悸が急にきて急に終わるかなど。
また、心臓以外の部分に圧迫を感じるか。
たとえば、耳たぶ、すね、首など。
2.脈拍はどうですか
脈拍のリズムが不規則だったり、すごく速かったりしているようなら、医師の診断を受けましょう。
以上が「動悸がする」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。