胸が痛む時の観察ポイントと手当て!
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「胸が痛む」のご案内です。
胸の痛み方といっても色々あります。
原因も心筋梗塞や狭心症によるもの、神経痛によるもの、肺や胸膜によるものなど様々です。
さほど心配いらない痛みから、生命に関わるものまでありますから、痛み方によっては、ただちに医師の診察を受ける必要があります。
また、胸には体の大切な心臓という臓器がありますので、常日頃から胸の痛みには、注意する必要があります。
胸が痛む
観察のポイント
1.どのような胸の痛みですか
息ができないような痛み、キリキリと刺すような痛み、差し込むような痛み、鈍い痛み、押さえつけられるような痛みなど。
また、その痛みは持続的なものか、断続的に起こるなものか。
2.痛みの範囲はどうですか
どこが痛むのか、それは部分的に痛むのか。
それとも上肢、両肩、胸骨下などの広い範囲に痛みがあるのか。
3.痛みはどんなときに起きますか
運動時、呼吸時、咳をしたとき、食後になど。
4.背中に痛みはありますか
もしあれば、それはどのような痛み方か、どのようなときに痛むのか、じっとしていても痛むのかなど。
5.ほかにどのような症状がありますか
せき、吐きけ、呼吸困難、発熱、そのほか部位の痛みなど。
胸の手当て
1.体位を工夫して呼吸を楽にする
胸が痛むため呼吸が思い通りにできず、呼吸が困難になる場合があります。
この場合は、机などにうつ伏せになったり、上半身を少し高くして休むと呼吸が楽になります。
衣類は、胸を締めつけるようなものは避けます。
また、休養の場合にはなるべく、軽くて保温のよい毛布などを用います。
2.保温を心掛ける
あんかや湯たんぽなどを入れて、保温に努めます。
以上が「胸が痛む」についてでした。
観察のポイントを押さえ異変を早期発見し、迅速な手当てを行いましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。