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肝臓病!肝硬変など!~自分では気づきにくい病気!防ぐには!?

ご覧いただきありがとうございます。

 

今回は「肝臓病の食事-6」についてのご案内です。

 

酒の肴(さかな)についても取り上げますが、現在一般に「さかな」といえば魚類のことを指していますが、元々は酒に添える物の意でもあり、肴(さかな)の「な」の語源は、魚鳥類は真菜(まな)、菜藻類は疏菜(そな)と称しました。

 

そこから「さけ」+「な」で肴(さかな)になったそうです。

 

また、「さかな」といわれるものは他にもあって、平安時代から室町時代までは、長上から従属者に酒を提供するときの「さかな」は、武器や服飾品・などのいわゆる引出物(ひきでもの)であったということです。

 

おもしろいですね。

 

 

肝臓病の食事-6

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肝臓にやさしい酒の飲み方と酒の肴

肝臓病を防ぐ酒の肴

酒の肴は、必要な栄養素を含んでいて、肝臓が喜ぶ食品が良いのです。

 

すなわち、肉や魚、卵や乳製品、大豆製品などの良質タンパク源および野菜や果物などのミネラル、ビタミン源が多く含まれる食品をとりましょう。

 

外で飲む時や家庭はもちろんのこと、焼き魚や刺し身、焼き鳥、肉じゃが、とうふ、山いも、枝豆、サラダ、おひたし、など必ず食べながら飲むようにします。

 

空腹時に飲む場合は、事前に牛乳を1本飲むと良いでしょう。

 

胃壁を乳脂肪が保護するうえ、アルコールの吸収が遅くなります。

 

ウイスキーなどの洋酒やビールには、ナッツやチーズなどがお勧めです。

 

鳥のから揚げやフライドポテト、ウインナーソーセージ、なども良いのですが、脂肪のとりすぎにならないように注意が必要です。

 

アルコール度が高いウイスキーのストレートやブランデーなどの酒は、食後に飲むとアルコールの吸収も遅くなり、肝臓にも負担がかかりません。

 

 

飲む量は制限して

ウイスキーなどのアルコール度が高い酒は、食後にゆっくり飲んだところで、飲む量が多くなると肝臓に大きな負担をかけることになります。

 

酒は百薬の長といわれるように、飲むと血管の緊張が緩んで血流も良くなり、血圧を下げたり善玉のコレステロールが増えるなどの効果があります。

 

また、ストレスを解消する効果は大きいですが、それには適量が重要であって飲み過ぎると健康を損なう原因となります。

 

お酒を百薬の長にするためには、1日に銚子(ちょうし)2本が限度です。

 

ビールなら大瓶2本程度、ウイスキーならダブルでグラス2杯強程度です。

 

アルコール量としては約60gになります。

 

これを超える量を10年以上、毎日飲み続けていると、肝硬変になる確率が非常に高くなります。

 

そのためには、休肝日が必要で1週間に2日は禁酒日を設けることが大切です。

 

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以上が「肝臓病の食事」の最終回でした。

 

肝臓病の予防や治療に少しでも参考になれば幸いです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。