ツボ!灸治療!~家庭でできる知っておきたいこの方法!その2
ご覧いただきありがとうございます。
前回は、家庭でできる灸治療についてのご案内でしたが、今回も引き続いて家庭でできる灸治療の基本事項およびその他方法についてです。
灸治療を行う時の注意事項や、控えた方が良い体の状態なども次に記しています。
参考になさってください。
その他の方法については、灸治療の中でも熱くない方法など色々な方法があります。
ご自身に合った方法で実施されてみてはいかがでしょう。
家庭でできるツボ刺激
灸のすえ方
灸の回数
大人でおおよそ同じツボに3~7壮(回)、子供にはもぐさを小さく(米粒大4分の1)して大人と同回数すえます。
灸を行う間隔は、3週間続けて1週間休むのが理想ですが、1週間続けて3日間休み、また1週間続けるといった方法もあります。
なお、また疲労の激しい時や発熱時、食後すぐや空腹時、動悸やめまいのひどい時や飲酒後などのお灸は控えてください。
月経時や妊娠時の灸治療を行っても全く差し障りはありません。
太い糸のように細くひねった、散もぐさをツボに立てて用いる方法もあり、跡もつかず、熱さも緩やかです。
無痕灸(むこんきゅう)
肌の上に薄く切ったニンニクやショウガを当てがい、その上から灸をすえる方法です。
ニラやネギ、味噌、また塩水を含ませたガーゼを置いてすえる方法もあります。
この方法では、熱が間接的に伝わるため熱くありませんし、用いた物に含まれる成分が体にとって、良好に作用する効果が期待できます。
知熱灸(ちねつきゅう)
もぐさは親指の頭大の大きさにして、ツボにのせて火を着けて、熱さを感じてきたら、すぐに指やピンセットなどでもぐさを取り除く方法です。
この方法は効き目がよく跡もつきません。
また、最近では小さな円柱状にしたもぐさで、ツボに固定し易いように底面をもぐさの円柱よりやや太めにしたものも販売されています。
熱さも緩く簡単にすえられます。
以上が「ツボ!灸治療!~家庭でできる知っておきたいこの方法!その2」についてのご案内でした。
家庭でできる方法なので、参考になれば幸いです。