ツボ!「疲労」「便秘」「冷え症」などに効く!~「足」編
ご覧いただきありがとうございます。
今回は特効ツボの「足」についてのご案内です。
少しでもツボについて興味を持っていただけたでしょうか。
ツボ押し治療は、手軽にでき、行うときの場所も選びません。
何かをする時のついでに、行うというのも良いのではないでしょうか。
例えば、今回の「足」のツボ押し治療であれば、お風呂の湯船に浸かったときや風呂上りに行ってみてはいかがでしょうか。
この様に工夫していただくと、ツボ押し治療の時間も有効活用できるのではないでしょうか。
特効ツボの位置と効果
「足」の特効ツボ【図①~⑨参照】
①委中(いちゅう)【図1参照】
委中は、ひざの裏のくぼみの中心にあるツボで、座骨神経痛、腰や背中の痛み、関節リウマチ、ふくらはぎのケイレンのツボ。
②承山(しょうざん)【図1参照】
承山はふくらはぎの下にあるツボで、足に力を入れつま先で立ったときにできる筋肉のくぼみにあるツボ。
座骨神経痛、ふくらはぎのだるさに効きます。
③血海(けっかい)【図2参照】
血海は、ひざの皿の内側上端から2寸(約4cm)上の所にあり、ひざを伸ばして太ももに力を加えると、そこに筋肉のくぼみができるツボ。
婦人の血の道症に効くツボ。
④三陰交(さんいんこう)【図2参照】
足の内側にあるくるぶしから、手の親指を除く4本の指をあてて、手の平のすぐ上にあるツボ。
押すとしびれのような痛みがあります。
更年期障害、生理異常、冷え症などに効くツボ。
また、ひざや足の疲れを解消し、下痢の症状や胃病、やせすぎ、太り過ぎにも効果あり。
⑤足三里(あしさんり)【図3参照】
手三里もありますが、ここの足三里は、ひざを60度に曲げて、手の親指をひざの皿の上に当てた時、中指を伸ばして指先が当たる所。
昔から体力増強の特効ツボとされており、あらゆる病気や症状に必ず使用される基本のツボです。
⑥陽陵泉(ようりょうせん)【図3参照】
陽陵泉は、膝関節の外側すぐ下に突出した骨のすぐ下にあり、座骨神経痛や筋肉の病気などに使用されるツボ。
⑦然谷(ねんこく)【図2参照】
然谷は、内側のくるぶしの下を親指の方に触ってゆくと、土踏まずの所でふれる、尖った骨の下にあるツボ。
膀胱炎、扁桃炎、足裏の痛み、冷え症に効くツボ。
⑧太白(たいはく)【図4参照】
太白は、親指つけ根の関節の裏近くで、くぼみにあるツボ。
便秘や消化不良、吐き気、消化器疾患からくる頭痛などに効くツボ。
⑨湧泉(ゆうせん)【図4参照】
足の裏の、まん中よりやや足先側に寄った所のくぼみにあり、押すとやや強い痛みがあります。
土踏まずは、神気の流れ注ぐ所として昔から重要視された所です。
疲労、精力減退、婦人科疾患などに効きます。
竹踏みや指圧などによりこのツボを刺激すると効果的です。
以上が「足」の特効ツボについてのご案内でした。
次回もツボについてのご案内をします。
ぜひ、ご覧ください。