ツワブキ(橐吾)の花はどんな花?花言葉と効能
おはようございます。
今回もご覧頂きありがとうございます。
ツワブキの生薬名は橐吾(たくご)といいます。
花言葉は「困難に傷つけられない」「謙譲」です。
庭の下草として植えられている事の多い植物です。
フキよりも厚くつややかな葉を着けます。
また、秋に黄色い花を着ける姿を愛好する人が多く、庭の片隅に植えているのを良く見かける植物です。
新芽と茎は食用とされています。
葉は腫れ物、打ち身を治す民間薬として有名です。
その他にも色々な効能があるのでご紹介します。
ツワブキ
ツワブキとは
キク科の常緑の多年草であり、日本では、本州中部以西、四国、九州から中国にまで分布します。
海岸沿いに自生していますが、庭園にも観賞用として栽培されています。
根出葉は円形で基部が心臓形で厚く、長い柄があり、深緑色で光沢が強いです。
若い時には薄茶色の毛がありますが、大きくなると無くなります。
10月~12月に高さ約50~70cmの太い花茎を出し、散房状に黄色の頭花を開きます。
果実には毛が多く、褐色の冠毛があります。
葉は民間薬とし、炙ってから湿疹(しっしん)や腫れ物などに貼ります。
鑑賞用として色々の品種があります。
カンツワブキはツワブキに似ていますが、葉は薄く、はっきりしたきょ歯があります。
果実の冠毛は白色なので区別されます。
効能1
切り傷・おでき・打撲
利用法1
葉を火で軽く炙り、患部に貼ります。
汁が出るくらい良く揉み貼るのも良い。
効能2
食あたり・魚の中毒・健胃
利用法2
乾燥した根茎10~20gを、水600mlで3分の2の量になるまで煎じ、飲用する。
効能3
打ち身・捻挫・突き指
利用法3
ツワブキの搗(つ)き汁を打撲した所に付ける。
ツワブキの葉を細かく刻み、すり鉢で良く搗く。
それをガーゼに包み絞る。
その搗き汁を患部に付ける。
効能4
利用法4
再発の防止に、ツワブキの葉を火で炙り、良く揉んで肘に貼り、固定する。
冷めたら新しい物に取り替える。
効能5
ものもらい・結膜炎・おでき・消炎・解毒
利用法5
黒焼きにして使用する
葉をアルミ箔で包み、フライパンなどで黒く灰状になるまで蒸し焼きにし、粉をご飯の練った物に混ぜ、患部に貼る。
急用の時は絞り汁を使用する
黒焼きを行う時間がない時は、生の葉を刻み、すり鉢ですり、汁を絞る。
その汁にガーゼを浸し、患部に貼りつける。
乾いて来たら取り替える。
採集
葉は必要な時に、根茎は10月頃に採取します。
保存法
日干しにして乾燥させます。
以上がツワブキについてのご案内でした。
上記の症状でお悩みの方はぜひ参考にして下さいね。