スイバ(酸模)の花言葉と特徴
スイバの花言葉は「親愛の情」「愛情」です。
スイバは、田んぼのあぜ道や原野などに自生している所を良く見かけます。
昔、子供が「スカンポ」と呼んで若芽を食べていました。
若芽をかじって食べると酸味があり、あまり美味しいものでは有りませんが、葉や根の絞った汁には皮膚病に効果があります。
地方ではギシギシという名で呼ばれる事もあり、生薬名は酸模(さんも)、和名ではスイバといい〈酸葉〉を意味し、茎や葉にシュウ酸を含んでおり、かじると酸っぱい所からこの名が付いたそうです。
若芽を生で食べられますが、あまり料理には使用しない?ようです。また、量を食べ過ぎると害があるといわれているので注意が必要です。
スイバ
スイバとは
タデ科の多年草で、アジアおよびヨーロッパの温帯地方に広く分布します。
地中に太い根があり、春早くに茎を立て、高さ約80cmにまでなり、直立している。
根生葉は長さ約10cmであり、長楕円形で先が尖り、柄が長く、基の方がやじり形であり、茎の葉は柄が短く、上部の物は茎を抱きます。
5~6月頃、他の野草に先がけて、茎の頂に円錐形に淡紫色または淡緑色の小さな花を、花軸上に輪生します。
雌雄異株であり、花被は6片、雄花は葯(やく)が6本の黄色い雄しべを下垂し、雌花には花柱が3本あり柱頭が細かく裂けます。
果実は長さ約5mmで丸く、著しい3翼があります。
効能
俗にいうナマズ・疥癬(かいせん)・タムシなどの寄生性の皮膚病に効果的
利用法
漢方では生の根を砕くか、または生の根を金属製以外のおろし器でおろし、絞った汁を患部に付ける。
または、生の葉の絞り汁を患部に付ける。
採集
必要な時に、葉や根を取ります。
以上がスイバについてのご案内でした。
皮膚病は近年増加傾向?にあると聞いた事があります。
スイバは道端などに自生しているので、手に入り易い植物の1つです。
生葉を絞るだけで簡単に絞り汁を取る事ができます。
皮膚病でお悩みの方はぜひ、1度試してみて下さいね。