シャクヤク(芍薬)の花言葉とは?効能 効果は?
「内気」「はにかみ」「恥じらい」「清浄」です。
シャクヤクは鑑賞用あるいは薬用の目的で栽培されます。
薬用の〈芍薬(しゃくやく)〉は、根を乾燥した物で、調製法により、〈赤芍〉と〈白芍〉の2種があります。
赤芍はコルクを付けたもので、白芍はコルクを去り熱湯で処理して乾燥した物です。
奈良県、千葉県、長野県などで生産されます。
有効成分は明らかでないが、安息香酸0.37%、樹脂グルコースなどを含みます。
鎮痛剤・鎮けい(痙)に用います。
日本の山地に自生するヤマシャクヤクも白芍のように調製されます。
シャクヤク
シャクヤクとは
原産地は中国の江蘇省以北、東北、朝鮮の京畿道以北、シベリアの極東南部、モンゴルです。
多肉の太い長い根があり、3~4月頃に根首にある根茎から新芽が生えます。
葉は着生の位置により多少異なりますが、2回3出複葉で深く裂け、楕円形か披針形をしており、先端は尖っています。
花茎の先端は分岐し、2~5花を着け、がくは大きく葉状であり、原種では花弁が長楕円形で白あるいは桃赤色で7~8枚あり、雄しべは多数で、葯(やく)は黄色、心皮は3~5個です。
改良された園芸品種には種々の花形がありますが、花色も純白から濃紅までの変化があり、香りの差異、開花期の早晩などが見られます。
効能・効果
効能1
腹痛・急に起こった筋肉の痙攣(けいれん)・疼痛
利用法1
シャクヤク3gと甘草3gを合わせ、水600mlで3分の2の量になるまで煎じて濾(こ)す。
これを3回に分け頓服にする。
効能2
利用法2
1日分としてシャクヤク3gとトウキ3gを合わせ、水600mlで3分の2の量になるまで煎じ、これを3回に分け、空腹時に飲用する。
採集
植えてから4~5年たったシャクヤクの根を、葉が枯れてから掘り起こし、枝根を切り根頭部を植え直します。
保存法
根の外皮をはいで除き、天日に当て乾燥させます。
以上がシャクヤクについてのご紹介でした。